第0-3回 ゼロから始める作曲講座 和音の基礎2

タイトル

この講座はニコニコ動画生放送で放送している「SM式 ゼロから始める作曲講座」を文章におこし備考などを加えたものです。

放送はこちらのページで毎週金曜日22時からです!(作曲講座以外の内容を放送する週もございます)
http://com.nicovideo.jp/community/co2073898

まず大切なのはIとIVとV

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前回ドレミファソラシそれぞれを和音にして、1~7まで番号を振りました。
今回は7つの和音のうち、特に大切とされるI、IV、Vの3つに注目します。
※この説明は明るい響きの流れです。暗い曲の説明はまだ先です。

この3つには名前があり、役割もあります。

I
名前:トニック
役割:音楽の中心となる和音
音楽をこの和音で初めてこの和音で終わると綺麗に収まる
次はどの和音へも進める

IV
名前:サブドミナント
役割:トニックへ進むと自然な流れとなるが、ドミナントに比べ曖昧で弱い印象
次はトニックかドミナントへ進む

V
名前:ドミナント
役割:トニックへ進むと最強に愛称が良く、音楽がまとまる。トニックの次に大切
次はトニックへ進む

役割を踏まえて和音の流れを考えると、次の4パターンが見えてきます。

I – IV – V – I
I – V – IV – I
I – IV – I
I – V – I

なお、同じ和音を連続するのもOKです。
例:Iの後にもうひとつIを置いて I – I – V – I

これらのパターンを覚えておくと、曲を作る際の大きな助けとなってくれます!