第0-2回 ゼロから始める作曲講座 和音の基礎

タイトル

この講座はニコニコ動画生放送で放送している「SM式 ゼロから始める作曲講座」を文章におこし備考などを加えたものです。

放送はこちらのページで毎週金曜日22時からです!(作曲講座以外の内容を放送する週もございます)
http://com.nicovideo.jp/community/co2073898

和音とは

和音についてwikipediaで調べてみると…

和音(わおん、英語: chord(コード)、独: Akkord)は、高さが異なる複数のピッチクラスの楽音が同時にひびく音のことである。

なんのこっちゃ分かりません\(^o^)/

簡単に言えば「音程の違う音が複数鳴っている響き」です。
例えばドレミファソラシドの「ド」と「ミ」と「ソ」を同時に鳴らした響きですね。

和音は鳴らす音の組み合わせで「明るい雰囲気」「暗い雰囲気」を作る事が出来ます!

しばらくは白い鍵盤(ドレミファソラシ)だけを使って解説していきます。

綺麗に響く和音を作る

音を好き勝手鳴らしていくと、濁った不快な響き「不協和音」となってしまいがちです。
ここでは綺麗に響く和音の作り方を紹介します。

まず楽譜でドレミファソラシと書いてみました。
楽譜が苦手な方もいらっしゃいますが、複雑な楽譜は作らないので大丈夫です!

01-ドレミファソラシ

このドレミファソラシそれぞれに対して、他の音程の音を重ねていきます。

重ね方のルールは2つだけです。
1)音程は1つ飛ばしに重ねる(例:ド・レ・ミではなく、レを飛ばしてド・ミ)
2)3つまで重ねる

※実際にはもっと沢山のルールがありますが、それはまた先の話

この2つのルールに沿って「ド」に音を加えていくと、、、

ド → 採用
レ → 飛ばす
ミ → 採用(2つ目の音)
ファ → 飛ばす
ソ → 採用(3つ目の音)
ラ → 不要
シ → 不要

となりますね。

レとファは、ルール(1)の理由で飛ばします。
ラとシは、ルール(2)の理由で不要となりました。

こうして「ド・ミ・ソ」という和音が出来ました。

このようにして、ドレミファソラシ全てで和音を作ったのがコチラです。

02-1234567

今回はドレミファソラシという名前の変わりに、ドを1番としてシまで1~7の番号を振ってあります。
今後の解説ではIの和音・IVの和音のように和音を番号で呼ぶ事が増えていきます。

では、次回はこの和音をどういう順番に鳴らしていくと、綺麗な曲になっていくのかを解説していきます!